驚くべき統計が明らかになりました。アメリカでは、毎年、5000人以上のティーンエイジャーが自らの命を絶ち、500000人もが、自殺を図ろうとするのだそうです。また、数千人という子供が、毎年車の事故や麻薬関連の恐ろしい暴力事件で命を落としたり、けがを負ったりしています。何百万という子供が、自分の居場所を見つけようと薬物やアルコールに依存しています。親として私達は、「(薬物やアルコールに対して)NOといえる」自尊心と価値観を持って成長し、一人で社会に出てもきちんとした判断ができるようにするには、どうしたらいいのでしょうか?
私の同僚の一人が、まさにこの問題について大変重要なメッセージを投げかけてくれる、ある男性の不幸な話を聞いたというので、私に教えてくれました。
彼は人生をかけて、彼自身と家族のために、仕事で金銭的な成功をおさめようと一生懸命に働いた人でした。彼は仕事の上で大きな成果をおさめようと、大変な努力していました。そして、成功をおさめたのでした。彼は5つの大企業を所有し、それは何億ドルもの価値があるものでした。しかし最近、彼はそれが人生の全てではないと気がついたのです。ある晩、自家用ジェットでビジネスの会議に向かった後、彼は妻から驚くべき電話をうけました。彼は妻から火事で娘が死に、2人の孫が重態であると聞いて飛び上がらんばかりに驚いたのでした。知らせを受けて彼は翌朝、会議の後すぐに発ちましたが、着いた時にはちょうどお孫さんが二人とも無くなったと、医師に知らされたのでした。
この恐ろしいニュースに彼は押しつぶされ、これ以上最悪の事態など想像できなかったのですが、実際、さらに恐ろしい出来事がおきたのでした。数日の内に、彼の息子が犯罪の容疑で逮捕されたのです。彼は現在終身刑を言い渡され服役中です。
この男性のメッセージはとてもインパクトが強く、そして悲しいものです。彼の痛みを想像してみてください。彼が抱いたであろう疑問を想像してみてください。私ならきっと、「私は、正しい価値観で家族を養うためにできることは全部してきただろうか?」と自分に問うでしょう。家族の一人一人をとても大切にする、愛のある家庭を実現するために必要な価値観を、私は自分の家族に与えてきたのだろうか?愛と理解に基づいた価値観、麻薬の力などに依存しない価値観を、私は家族に与えてこなかったのだろうか?と。
これが私の築いてきた家庭なのだろうか?この質問に、多くの心無い人が言うように、「そのとおりだ」などと答えないでください。あなたの日々の行動が、あなたの答えにみあうものかどうか、慎重に考えてください。
薬に依存しない家族を養おうと考える一方で、気がつかないうちに依存する家庭を作ってしまう事は、実はとても多いのです。家族に薬に依存するよう仕向けてしまうことだってあるのです。これはどういうことでしょう?どうしてそんなことが起きてしまうのでしょう?しばらく、何も判断なさらず、私にお付き合いください。そしてご自身を、私がこれから語ることにオープンにして下さい。
そうすればあなたのお子さんの未来を大きく変える事ができるかもしれません。
赤ちゃんが生まれ、その赤ちゃんが最初に病気をしたときのことを考えてみてください。もしあなたが赤ちゃん自身の自然な免疫力とそれがどのように発展していくかを知らなければ、あなたは血相をかえてお医者さんのところに飛んでいって、いくらかかっても薬を与えて、今見えている苦しみを軽減しようとするでしょう。
お子さんがヨチヨチ歩きをするころになると、また風邪をひいたり病気に感染したりするかもしれません。そうしたらまた、苦しまないように薬を与えるのです。成長の過程で、子供は駄々をこねたり、むずがったりします。彼らの気分をよくするには、どうしたらいいのでしょう?薬屋さんに走っていって、カウンターで薬を買う事になるのです。
学校に上がる年になると、今度は先生に、あなたのお子さんは集中力がなく、じっとしていられませんと言われます。そんなとき、先生は、別の方法を探さずに、多動症だとか、注意力散漫だというレッテルを貼って、Ritalinを与えてしまうのです。この副作用の強い薬に、50%もの子供達が依存している学校があったり、はたまたそれが5%に満たない学校があったりするのは驚くべきことです。
製薬会社というのは、医者や親に、副作用のことはあまり説明せずに薬を売ります。例えばRitalinは副作用として不眠症、食欲減退、成長の停止、果ては自殺をも引き起こします。抗生物質は消化不良をおこしたり、免疫力を低下させ、治療困難な感染症を引き起こす、非常に抵抗力のあるバクテリアを作り出したりします。アスピリンは胃腸の出血を引き起こしたり、TylenolやIbuprofenは肝臓の病気を増加させたりします。
これらの薬の副作用よりもさらに悪いのは、薬が発しているメッセージです。生まれたときから、子供達は気分が悪いときは薬を飲めば良くなるというメッセージを、薬から受け取っているのです。これはそんなに影響力がないように思われそうですが、実は私達の行動が条件付けてしまうのです。つまり、子供達は「頭が痛い」と言うたびに、薬を飲んでいるあなたを見ているのです。そう考えると、チアリーディングチームに入れなかったとき、または彼氏や彼女にふられたときに、子供が痛みを癒そうと薬にはしるのは、それほど驚くに値しません。
すぐに治ること、すぐに楽になることを求めるあまり、愚かな行為にはしってしまうことを、私達は改めなくてはいけません。多くの人が既に改めているのです。去年、のべ1億人ものアメリカ人が、医療機関に行くよりもホリスティックな治療を施すクリニックに足を運んでいます。皆、薬を飲み、副作用に苦しむ事に飽き飽きしてきているのです。今日、ほとんどの人が薬の副作用による苦しみを一度や二度は経験済みなのです。
皆、健康を望んでいます。我々皆、切り傷を治す、驚くべき自然治癒力を本来備えているのです。同時に、予測不可能な副作用を引き起こす有害な化学物質を含んでいる薬を信じる事はできないのです。問題が起きるたびに治療をしつづけるのではなく、長期的に健康でいられるような免疫力を構築する方法を、私達は必要としているのです。
カイロプラクティックは、最高の健康状態を回復し、それを維持する方法に関して驚くべき効果を、情報を、科学的な裏づけを、また研究材料をもたらすことによって、人々を導いてきました。何千もの家族が健康のためのカイロプラクティックのケアを受けられており、実際にかつてないほど健康になったために、他の医療にかけるお金を節約できているのです。彼らは薬戸棚を、洗面所の棚に使っています。もう薬を使う事はないのですから。
こういった人々は、背中に痛みをお持ちの方ではありません。
癌やクローン病、喘息や生理不順など考え得る様々な病気に苦しんできた人々です。カイロプラクティックは、直接このような病気を施すのではなく、自らの体が正常な機能を回復するようにしてあげるのです。今やたくさんの人々が健康状態を回復し、さらに健康になれるように望んでいるのです。
ある患者さんは特に深刻な生理不順に悩んでいました。彼女は毎月一人になってホテルにこもらなくてはならないほどでした。しかし90日間カイロプラクティックのケアを受けるうちに、体内の化学物質のバランスが均衡を取り戻し、ホルモン異常も解消しました。また別の女性で、腸に問題があった方は、外に出ることができないほどでした。彼女は手術を待っていました。しかし最後の手段として、彼女はカイロプラクティックを試してみたのです。彼女の体は本来備わっていた治癒力を取り戻し、ついには予定していた手術をキャンセルする事になりました。1ヵ月後、彼女は子供達と共にヨーロッパにいました。彼女の家族は皆、健康のためのカイロプラクティックケアをうけています。
カイロプラクティックケアを受ける事で、よりよい毎日を送ろうとする人もいます。オリンピック選手、プロのスポーツ選手は、トレーニングから最大限の効果が得られるよう、そしてそれぞれの種目でいい結果が出せるように、カイロプラクティックケアを受けています。
昔病気になってばかりいて、薬を飲みつづけていた子供達が、家族と共にカイロプラクティックケアを受けて、薬に頼らない完全に健康な体を手にしています。薬に依存する事、カイロプラクティックのケアを受ける事、この2つの異なるアプローチから子供が受け取るメッセージの違いを、考えてみてください。
昔は、「気分が悪いなんてお気の毒に。あなたの体は弱いから、よくなるには薬が必要なのです」と言ったものです。しかし、健康的な考え方をはこうです。「あなたの体は強く自ら治癒する力を持っているのです。それを邪魔しているものを取り除き、自分で自分を癒せるようにしましょう。あなたは自分の体を信じていいのですよ。」
健康に育つ子供は、薬の力などに頼らず、自分を信じて成長していきます。カイロプラクティックケアを一緒に受けているご家族は、健康的な時間を共有し、健康的な価値観を永続させます。子供はクリニックに駆け込んできて、いつも治療台にあがるのを待ちきれないほどです。彼らは調整が必要ないほど健康なのです。
あなた自身と、そしてご家族に、できる限り健康な人生を送るチャンスを与えてあげてください。薬に頼らない人生を!本来備わっている力を、治癒能力を、無限の可能性を信じる力を与えてあげてください。
他の何百万人の人に効果があるのですから、あなたにもきっと効果があるはずです。あなたは生きていますか?呼吸をしていますか?その気になれば、必ず効果は現れます!
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